★出会い体験リポート★
今、とある喫茶店にてパソコンをひらき、この原稿を書いてるところです…( ̄。 ̄;)
というのも今回デートすることになった相手ヒデ(27歳)・自営業 という男とこれからデートなのですが……
「初めまして!ヒデです。年は27歳で自営業やってます。3年ぐらい彼女がいなく寂しい日々を送ってます……よかったら友達になってください!」
「僕はよくマメと言われるかなぁ。今度お酒でも飲みません?いいとこあるから!」
新年早々、昨年みたいに濃厚な方々と会いたくないと思い、今回は、なるべくノーマル男子が集まりそうな
出会い系サイト
を選んだつもりです。
そして、こんな普通の書き込みをしている『自称マメ男』を選びました。
なのに……
まちあわせ時間ギリギリになって1時間遅れるというメールが。
って全然マメじゃないし!!!ズボラだし!!!
ということでヒマなのでしかたなくパソコンを叩いてます。
デート初回でチコクするとはいきなりやな予感……でもまだわからないぞ。
今年は巻き返してアタリの可能性もまだある!がんばって待ってみよう。
そして男は結局…まちあわせに1時間半おくれて現れた……。
「ごめんねーーーっ!遅れて~!」
「いえ……」
初デートでこんなに遅れてくるような男を私もよく待ったもんだ。
コイツはいつも平然と人を待たせるようなヤツなんだろうか?
と思ったが、男はそれから遅れたことに何度も平謝り。
あんまりしつこくて、もういーよ!と言いたくなるほどの謝りよう。
意外と腰がひくいのだろうか?
しかしそれはそれで疲れる。
その後、ひとまず近くにあったダイニングバーに入ることに。
入店早々、男の神経質な一面がかいまみれる。
「クツはちゃんとそろえなきゃダメでしょ~」
と人のブーツをそろえたり、
「コートしわになっちゃうからかけたほうがいいよ」
と店員にハンガーをもらってまできちんとかけたり……。
うーーむ……確かにマメといえば、これってマメなのかも……。
でもいまいちこの男のキャラが全然つかめない!
そして店に入って30分後……。
ビールを2杯程度飲んだところで男は妙にハイテンションになり始めた。
最初の低姿勢ぶりはどこへやらまるであくどい政治家のようなしゃべり方に変貌……。
「な、なんか急にテンション高くなったね……」
「いや~オレ酒飲むと急によくしゃべるようになるってみんなに言われんだよねー」
飲んだといってもまだビール2杯だぞ???
そして……そこから男のおしゃべり地獄が始まった。
男はパチスロが趣味らしく、大勝ちした日には一晩で20万分ぐらい友達におごったり キャバクラにいって店中の女を場内指名してハーレムにしたり…
なぜかそんな自慢話ばかりを執拗にしてくる。
デート中にそんな話するなんてこの男はいったい……
私はもはや「うんうん」とうなづいて聞くぐらいしかなくそんな単調な作業に眠気が襲い始めたころ、
「ねえ、ラブホって好き?」
と、なぜか唐突にホテルの話に。
これは普通の質問なのか誘っているのかよくイミがわからない。
とりあえず「まあ普通だね…」と答える。
すると男は、
「お風呂とか一緒に入れるほう?」
「お風呂あがったらどんなカッコする?」
「おとなのおもちゃ買ったことある?」
と、なぜか微妙に下ネタな質問をなげつけてくる。
私が適当に答えていると、
「前の彼女が感じやすいヤツでさ~ラブホいくといっつも×××の×××してさ~しかも×××するから部屋出るとき気まずくてね~」
と、誰もきいてないのに今度はエロ用語連発で、『オレは女を感じさせる男だ』という武勇伝を続々と披露し始めた。
やたらスムーズに話す口調からして、この話を何十回にわたり誰かにしていると思われる。
この一貫性のない話の流れはいったい何をイミするのか???
もしくはイミはなにもないのか、ナゾはナゾのまま3時間が経過。
「そろそろ出よっかー?」
「あ、うん……」
会計のレジにいき…
あれだけ羽振りのいい自慢話をした男がまさかワリカンになんかしないだろうと思った。
が、しかし!男はおどろくべき発言をしたのだった…。
店員 「お会計8290円です」
「あ、ちひろちゃん、4でいいよ♪」
え……!? 4って……!?4000円出せってこと……??
しかも、『でいいよ♪』ってほとんど正式なワリカンじゃん!!
私はあぜんとしながら4000円を支払う……。
「さて~このあとどうしよっかあ~?時間平気~?」
「…………」←(ワリカンのことをまだ気にしている)
「時間平気ならいっとく~?」
「……えっ!?」
うっかり聞き流しそうになったけどいっとくって……なに!?まさかホテルのこと!?
ありえない………万が一この男に私が一目惚れしていたとしても。
どうせホテル代もワリカンされるに決まってるのだから!
「いや…ごめん、明日早いから帰んなくちゃ……」
すると男は急に腕をつかんで、
「ええ~そうなのォ~??なんだ~さみしいじゃ~ん!じゃ、はい♪お別れのチューねっ」
「ギャアアアアアアアーー!」
このタイミングでキスを要求してくるだなんて全然予測してなかったので私はおどろいて、他の通行人も振り返るぐらいの悲鳴をあげてしまう。
この私のすさまじい形相を見て男も、
「え……そ、そんなにおどろかなくてもいいのに……」
と、じゃっかん引きぎみ。
しかしその後、すぐに立ち直り、
「じゃあさ~今度週末遊ぼうよ♪ねっ♪」
……返答にめんどくさくなったので私は、
「うんそうだね…また連絡する」
と、言い残して解散しました。
はあ~……なにかとても時間のムダをした気がする~私はずっと男の残像を思い出しつつ後悔しながら帰路につく。
そして家に帰ってふとバックをみると…。
あれッ?!ポーチがない…!? もしかして居酒屋に忘れた??
どこにおいたのかしばらく思い出そうとしていたらさっきの男からメールが。
「そうそう、言い忘れたけどお店に化粧ポーチ忘れてたよ~ヽ(^-^)ノ今度の週末会うときに渡すね~!」
ええーーーッ!?何それ!?
お前、持ってたならすぐわたせよ!
ヽ(^-^)ノじゃねーよ!
週末会うための人質のつもりか!?
なんてみみっちいヤツなんだ…つーかホントはひそかにぬき盗ったのでは??
でも、これにきっとひっかかってしまう女の子もいるんだろうなぁ……。
住所教えるから宅急便で送れ!と言いたいとこだけどえたいの知れないこの男にうかつに住所を教えるのも避けたい。
こうなったらもういいよ! ポーチはやるよっ!
今年もさいさきの悪いスタートをきってしまった……。

↑今回のだめんず、ヒデ君(27)
[ちひろ]
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