出会い体験リポート


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『連載始まって以来初の泊まりになってしまったぁぁ!! 』
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どうも☆座布団も幸せも運ばれないちひろです(^ ^)ノ

もうなんだか出会い系貧乏くじ合せんみたいになっているこの企画ですが、今回は友人に良いと勧められた携帯の 出会い系サイト を使って起死回生をはかります!

はたしてこれで運気はあがるだろうか?

ドキドキ……。

まず掲示板にメッセージをかきこむ。

ほどなくすると、すさまじい数のメールが!!

あまりに数が多く、誰に返事をしたらいいのか混乱してしまう。

考えている間に1時間……。

なかなか決まらないので、しかたなく…私の好きな数字が8なので、8番目にメールをしてきたトオル(25才)に返信をしてみる。

住んでるところが偶然近所なのはよいがはたしてこの適当な選抜がどう作用するのか。。。

「初めまして、現在彼氏募集中のちひろです(^ ^)ノよくちょっと天然でおっとりしてるって言われる性格の私だけどよろしくおねがいします♪」

と、メールを送ると、すぐに返信が…。

「お返事ありがとお~!!いいじゃん!女の子はちょっとおっとりしてるほうがカワイイよ♪でもオレもよく友達に天然扱いされるんだよ~♪なかよくしてねっ(^ ^)ノ」

ええ? 天然男?

男の天然と言われると、ついつぶやきシローのような異常に個性のきついキャラクターをイメージしてしまう……う~~む……、大丈夫だろうか……。

どんな人物なのかつかめず恐ろしくなったので、『写真送って♪』というメールを出す。

そして男から送られてきた写真を見ると…



いけてねぇ~~~~!!!

ってその前にコラァ~~~~!!!

お前25じゃねえだろぉ~~~~!!!!!!

サバよんでる!?

それとも実物は若いのだろうか…???

不安をかかえながらも何回かメールをやりとりし、結局この男と数日後に会うことにした。


─────そしてデート当日。

男は車でくるというので、私は駅のロータリーで待つ。

そして待ち合わせの6時。

電話がなって、ふりむくと車が1台。

男 「どうも~初めましてちひろちゃんだよね??」

「あ、はい…そうです」

「や~なんか想像してたより全然若いね!」

「そ、そうですか?」

……ってお前は想像していた通りフケてるyo……

「じゃとりあえずどこいく?おなかはすいてる?」

「えーと今あんまり減ってないかも」

それから車の中でしばらく歓談…。

男は美容室で働いていて、休みが少なく超多忙な日々を送っているらしい。

しかし、いろいろ話しているとこの男は、

お酒→飲みに行くヒマがない。

スポーツ→全般的にできない。

映画→忙しくて見るヒマがない。

旅行→忙しくて行くヒマがない。

ショッピング→忙しくてするヒマがない。

など、すべてにおいて『ヒマがない』という理由で却下され、仕事しかしていないようだ。

ゆえに話の共通点もなかなかみつからない……。

そして肝心な今日の行き先に関しても、いぜん決まらず。

「じゃあどうしようかね~どこ行こうかね~?」

っと話してるだけで全然進まない。

そのまま車の中でグダグダとしゃべって2時間が経過した……。

「なんかうちら完全に車で話しこんじゃってるね」

「あ、じゃあさぁウチ来ない!? なんか料理でもごちそうするよ」

ええ!!!???

初対面で自宅に手料理を食べにいくって!?

しかし男はなぜかノリノリで、まだ承諾もしていないのにすでに車を発進。

大丈夫だろうかじつは下心満載だったらどうしよう((((;-"-))))

でももしかするとカリスマ金持ち美容師カモ!

そんな心配8割、期待2割で、20分後。車は男のアパートに到着してしまった。

「あがってあがって♪」

こじゃれたマンションを想像していたが、男の住みかはやたらとすきま風がふく、ねんきの入ったアパート…ハズレ……。

「ちょうどおなかへってきたねぇ~なんか作るからさ~待っててよ♪」

男は早々に食事のしたくを開始。

いったい何を作るというのか?

一抹の不安……。

しかも食べれないほどものすごくマズかったらど~しよ~。

とりあえず私は作ってる間することがないのでコタツに入ってゴロゴロしたり、そのへんにちらばっていたマンガを勝手に読んだりと自由にくつろぐ。

そしてふいにテーブルの下からプリクラ手帳を発見!

プリクラ手帳って久々にみた気がするぞ!

しかもかなり分厚い……。

いまどき、しかもオンナでも持ってるヤツいないだろ~。

「ねえねえ…この手帳すごいね…もしかして若い1ときに貯めたヤツ?」

「ああソレ~?けっこう最近のだよ♪」

25にもなってもっか収集中かよ!変わった人だなぁ…。

そして20分後…

なにやら台所からすごくうまそうないいニオイがただよってきた。

一体なんだ!? このかつおだしのきいてそーな和風っぽいニオイは?

料理への期待が高まってきた。

「おまたせ、できたよ~♪」

テーブルに運んできた料理を見ると…。

なぜかおかゆ……。

な、なぜおかゆ!?

ほんのりかつお風味の色はついているが、それ以外になにも具の入っていないコレは間違いなくおかゆだ。

私そんなに具合悪そうに見えたか!?

しかも驚くことに、作った量が大人数でキャンプにいったとき作るカレーのナベほどあろうかという量の多さ。

いったいどういう計算で作ったんだ!?

1人頭どれだけ?

「じゃ、あついうちに食べよ~♪」

「は、はあ…」

わけのわからないまま私も食べる…。

そのうえセットで出してきた飲み物が、あったかいコーヒーというところもさらに理解に苦しむ。

おかゆにコーヒー合わないし、あっつい×あっついで舌がピリピリする…。

その後、茶碗で3杯ほど食ったところで限界を感じ、

「も、もうおなかいっぱいかなぁ、ハハ……」

と言うと、

「あれ、けっこー少食なんだねぇ~意外」

3杯も食ったのに少食だねーって……。

私をどんだけ大食らいに仕立てあげてたんだよ!

その後…テレビを見ながら歓談していても、なんだか天然男の意味不明な発言に疲れてきた……。

そうこうしている間に睡魔が到来。

そして…私はそのままコタツでグーグーと寝てしまったのでした……(*_ _)

そしてふと目がさめると……。

は…!!!!

時計を見るとすでに朝!!

なんとそのまま9時間が経過していた。

やべェ~~!!!

連載始まって以来初の泊まりになってしまったぁぁ!!

あわてて起き上がってあたりを見渡すと、コタツの逆側で男もグウグウと寝ていた。

あたしってヤツぁ人んちで完全に寝ちゃったよ……。

ヤバい! 手出されていないかぁ……。

と不安になって色々調べてみるが、そんな心配は余計だったようだ。

と、とにかく、か、帰んなくちゃぁ!!!

とりあえず男をゆすってみたがおきそうな気配はなく……。

面倒なので私は勝手に帰ることに。

しかし勝手に寝て勝手に帰る私もかなりどうかと思うが、女の横で爆睡をこく男もなかなかどうかと思うぞ。

さすが天然と自称するだけのことはある。

そして、そぉっと玄関のドアをあけて脱出し、近くの駅をさがしてさまよっているあいだ昨日から今日にかけてのデートは一体なんだったのか? と疑問にかられる…。

……なんだったんだ……

単なるおかゆパーティー?

そして電車に乗り、私がちょうど自宅につくころ、ようやく起床した男からメールが。

「おつかれ♪またいつでも遊びにきてよ特製料理ごちそうしてあげるから(^ ^)ノ」

と、特製料理って…また浴びるほどおかゆ食わす気か!?

て、天然男おそるべし~っ((((;-"-))))

でも貞操守れてよかっただぁ。。。

[ちひろ]

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